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2016年9月24日 (土)

新旧角瓶飲み比べ

みなさまご存知のとおり今年の4月に角瓶がリニューアルされました。

・値段が変わった!(値上げした)

・ボトルの形が変わった!(細かく言えばキャップの形状も・・・)

・ラベルが変わった!

でも、オヤジがいちばん気になっているのはサントリーHPの角瓶に対するオフィシャル・コメントです。

★旧角瓶

・・・山崎バーボン樽原酒とミディアムタイプグレーンを・・・

★新角瓶

・・・山崎と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよく配合・・・

・・・・つまり、角瓶の名は同じですが、ブレンド設計が根本的に変わっていることが考えられます。

生産能力が優っている白州蒸溜所の原酒をキーにすることにより角瓶の供給量を増やす(または安定化する)ことが目的ではないかと訝ってしまいますが・・・

ともあれ、たまたま新旧角瓶が手元にあったので飲み比べてみることにしました。

まずはストレートで

P1000686

~旧角瓶~

バーボンっぽさが結構残っています。

よく言えばバニラ香やキャラメルの風味。

癖のないグレーンをブレンドしているせいか、キレがよく良くも悪くも後を引きません。

当然、ブレンドには度々マイナーチェンジがされていますが、ハイボール・ブームが来る前の角瓶はもっとモルティで芳醇だったような記憶が・・・

~新角瓶~

バーボンっぽさが殆んど(と言うか全く)消えています。

念のため、しつこくグラスを回してノージングしてみましたが、やっぱりそうでした。

その分モルティさが目立って来てますが控えめで、ヘビータイプのグレーンウイスキーを飲んでいるような印象です。酒質は非常に穏やかで舌の上で長時間転がしても刺激を感じません。改めてラベルを見直してもアルコール度は40%です。

アフターはキレが言いというより、ふわっと無くなるような感じです。

価格からして長熟ものの原酒を使うはずはなく、サントリーはどんなマジックをつかったのでしょうか?

間違っていると恐縮ですが、ライトタイプのグレーンが結構な割合でブレンドされているような・・・

で、次にハイボールで比較です。

最近、炭酸水自体に味が付いている場合があるので、ニュートラルな比較をするために山崎プレミアムソーダを使います。

P1000687

ハイボール比較

P1000688

~旧角瓶~

今まで何百杯と飲んできたスタンダードな味です。サントリーの関係者の方から聞いたのですが旧角瓶はハイボールにしたとき、飲みやすいだけでなく喉にひっかかりを感じるように設計されているそうです。(このひっかかり・・・という表現は微妙ですが)

ちなみに、オヤジが自宅でハイボールを飲む場合はウイスキー1に対して炭酸3でレモンは入れません。

~新角瓶~

飲みやすい・・・ですが若干平板気味にシフトし悪く言えば没個性です。

先ほどの話の蒸し返しですが、モルト原酒の比率が下がったのでは、と邪推してしまいます。これなら居酒屋で飲む場合でも角ハイボールにこだわりを持つ必要も無く、ブラッククリアハイボールでもトリスハイボールでもいいような気がしますが・・・

ここまで、なんとなく新角瓶に不利な記事を書いてしまいましたが(決して意図的にしたわけではありません)ポジティブな意見も書きたいと思います。

バーボンっぽさが押さえられたため、今までバーボンが苦手で角瓶を敬遠していた方にも門戸が開かれた気がします。

飲みやすさもアップしており、これから飲み始める方にはかなりとっつきやすいウイスキーになったことは確かです。

もっともビーム社を買収してかつ今なおウイスキーブームの余波で原酒不足を引きずっているサントリーにとっては、飲み手がバーボンやカナディアンにシフトすることを望んでいるように見えますが・・・

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コメント

レス有難うございました。
11月中にお目にかかれればいいですね。
角瓶のお話楽しく拝読いたしました。巷の評価でも新角瓶は?でしたので、まだ買ってないのですごく参考になりました。オヤジさんの見事な推理に感服しました。来年角瓶も誕生80年ですが、マイナーチェンジがあるんですかね?不易流行であってほしいものです

バーボンの香り嫌いだったから良い改善であった

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