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2016年12月29日 (木)

若鶴酒造

またまたご無沙汰してしまいました。

11月なかばに富山県高岡市に急遽単身赴任となり、バタバタしてブログ更新どころではありませんでした・・・言い訳ですが。

北陸にウイスキーネタなんか~と落ち込んでいたのですが・・・ありました!

赴任先のすぐ近くに、55年もののシングルモルトウイスキー三郎丸を55万円という価格で売り出し、蒸溜所の整備・見学施設化のためにクラウド・ファウンディングを募集して有名になった若鶴酒造があることを発見・・・即見学をお願いいたしました。

ちなみに55万円のシングルモルト三郎丸・・・発売開始直後に完売となったようです。

(でもヤフオクで高額で出品されています・・・転売目的が結構あったようです)

クラウド・ファウンディングも目標額を達成し、ウイスキー蒸溜設備は整備され、2017年の6月から一般公開する予定で進んでいくようです。

で、特別にお願いして蒸溜設備を見学させていただくことができました。

設備は木造でかなり年季の入った感じの建物です。

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まずは発酵タンク・・・もともとは日本酒メーカーなので、清酒の醗酵タンクが流用されているようです。

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スティルは小型のステンレス製で一基のみ。初溜と再溜を一基で行うそうです。

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現時点では、樽は輸入したバーボンバレルのみを使用しているようです。

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その後、唯一流通しているブレンデッド・ウイスキー サンシャインを試飲させていただきました。と言ってもグレーンを使わずブレンド用アルコールが加えられておりますので、厳密に言うとイミテーションに属するものになってしまいます。このサンシャインウイスキー・・・富山県内ならイオンなどでも売られています。地ウイスキー的な扱いですかね。

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味はライトボディで淡麗です。まあブレンド用アルコールを使うとこんな感じになるのでしょうね。価格は1,400円前後。コスパ的には???かな・・・

集まった資金で蒸溜設備を整備し、銅製のスティルも導入し北陸唯一のウイスキー蒸溜所と見学施設を目指すそうです。

これから仕込んだモルトが熟成し、製品化するころに今のウイスキーブームが続いているか非常にリスキーなものを感じます。しばらく富山で生活することになりそうなので、成功を祈らずにはおられないのですが・・・

ちなみに今回は特別に蒸溜設備を見学させていただいております。6月の公式オープンまで見せていただける保証はありませんのであしからずご了承ください。

2016年10月18日 (火)

マルス津貫蒸溜所

10月初旬、大阪であったウイスキーイベント「Whisky History 2016」でマルスウイスキーが11月10日にグランドオープンする津貫蒸溜所のセミナーを受けて来ました。

オープンすれば鹿児島県にある津貫蒸溜所は日本最南端の蒸溜所となります。

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信州にあるマルス蒸溜所と鹿児島にある津貫蒸溜所では当たり前ですが年間平均気温や湿度などの条件が異なります。

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信州に比べて年間平均気温が8℃ほど高くなっています。標高は信州より低いので熟成が早く進むことが予想されます。

鹿児島県に蒸溜所を造る目的はひとつ「信州とは異なる酒質のウイスキーを造ること」・・・そのとうりですよね。

で、いちばん注目したのが初溜釜の違い・・・

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釜の容量はほぼ同じでストレートヘッド・スチーム間接蒸溜ですが、津貫は冷却がワーム・タブ方式でかつスワンネックが長くそして下向きです。

図面から想像するに、信州よりヘビーな酒質になることが想像できます。

ちなみに、信州との差別化でガス直火加熱も検討したらしいのですが、スチーム過熱に比べて建設費用が約1億円高くなる(秩父蒸溜所でも同じこと聞きましたが・・・)と向かいに幼稚園があるそうなので安全上の理由でスチーム間接加熱を選択したそうです。

そして、信州・津貫熟成モルトの比較試飲。

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右側が津貫熟成ですが、バーボンバレル3年熟成にもかかわらずトロピカルフルーツ感満載でKAVALANに優るとも劣らない美味しさです。

数ヵ月後には津貫熟成のシングルモルトがリリースされるとか・・・楽しみです。

日本のウイスキーブームが終息期に入りつつある今、新たな投資をしてモルトつくりに挑戦する本坊酒造に敬礼します。

2016年9月24日 (土)

新旧角瓶飲み比べ

みなさまご存知のとおり今年の4月に角瓶がリニューアルされました。

・値段が変わった!(値上げした)

・ボトルの形が変わった!(細かく言えばキャップの形状も・・・)

・ラベルが変わった!

でも、オヤジがいちばん気になっているのはサントリーHPの角瓶に対するオフィシャル・コメントです。

★旧角瓶

・・・山崎バーボン樽原酒とミディアムタイプグレーンを・・・

★新角瓶

・・・山崎と白州蒸溜所のバーボン樽原酒をバランスよく配合・・・

・・・・つまり、角瓶の名は同じですが、ブレンド設計が根本的に変わっていることが考えられます。

生産能力が優っている白州蒸溜所の原酒をキーにすることにより角瓶の供給量を増やす(または安定化する)ことが目的ではないかと訝ってしまいますが・・・

ともあれ、たまたま新旧角瓶が手元にあったので飲み比べてみることにしました。

まずはストレートで

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~旧角瓶~

バーボンっぽさが結構残っています。

よく言えばバニラ香やキャラメルの風味。

癖のないグレーンをブレンドしているせいか、キレがよく良くも悪くも後を引きません。

当然、ブレンドには度々マイナーチェンジがされていますが、ハイボール・ブームが来る前の角瓶はもっとモルティで芳醇だったような記憶が・・・

~新角瓶~

バーボンっぽさが殆んど(と言うか全く)消えています。

念のため、しつこくグラスを回してノージングしてみましたが、やっぱりそうでした。

その分モルティさが目立って来てますが控えめで、ヘビータイプのグレーンウイスキーを飲んでいるような印象です。酒質は非常に穏やかで舌の上で長時間転がしても刺激を感じません。改めてラベルを見直してもアルコール度は40%です。

アフターはキレが言いというより、ふわっと無くなるような感じです。

価格からして長熟ものの原酒を使うはずはなく、サントリーはどんなマジックをつかったのでしょうか?

間違っていると恐縮ですが、ライトタイプのグレーンが結構な割合でブレンドされているような・・・

で、次にハイボールで比較です。

最近、炭酸水自体に味が付いている場合があるので、ニュートラルな比較をするために山崎プレミアムソーダを使います。

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ハイボール比較

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~旧角瓶~

今まで何百杯と飲んできたスタンダードな味です。サントリーの関係者の方から聞いたのですが旧角瓶はハイボールにしたとき、飲みやすいだけでなく喉にひっかかりを感じるように設計されているそうです。(このひっかかり・・・という表現は微妙ですが)

ちなみに、オヤジが自宅でハイボールを飲む場合はウイスキー1に対して炭酸3でレモンは入れません。

~新角瓶~

飲みやすい・・・ですが若干平板気味にシフトし悪く言えば没個性です。

先ほどの話の蒸し返しですが、モルト原酒の比率が下がったのでは、と邪推してしまいます。これなら居酒屋で飲む場合でも角ハイボールにこだわりを持つ必要も無く、ブラッククリアハイボールでもトリスハイボールでもいいような気がしますが・・・

ここまで、なんとなく新角瓶に不利な記事を書いてしまいましたが(決して意図的にしたわけではありません)ポジティブな意見も書きたいと思います。

バーボンっぽさが押さえられたため、今までバーボンが苦手で角瓶を敬遠していた方にも門戸が開かれた気がします。

飲みやすさもアップしており、これから飲み始める方にはかなりとっつきやすいウイスキーになったことは確かです。

もっともビーム社を買収してかつ今なおウイスキーブームの余波で原酒不足を引きずっているサントリーにとっては、飲み手がバーボンやカナディアンにシフトすることを望んでいるように見えますが・・・

2016年9月10日 (土)

ひさびさの山崎蒸溜所

個人的にいろいろありまして・・・久しぶりの更新となってしまいました。

そして、ひさびさの山崎。

ウイスキーブームは沈静化にむかいつつあるようですが、山崎は相変わらず予約が取りづらい状況が続いています。

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13:30からのガイドツアーに参加しました。

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スチルハウスは日曜日にもかかわらずがんがん蒸溜しており、ニューポットがほとばしっていました。外の暑さとあいまってサウナ状態です。

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そしていちばん落ち着ける場所・・・樽貯蔵庫です。

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そしてセミナーへ・・・MCははじめてお会いする男性スタッフです。

なんだか久しぶりに来ると男性スタッフが増えたような。

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前に参加したときは樽燻のドライフルーツがおつまみにあったのですが・・・樽燻ナッツと以前無料ガイドツアーがあったときのおつまみのみになっていました。

コストダウンかな?

ツアー終了後、何気に「ポケモンGO」を立ち上げてみると・・・

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何と、初代再溜釜がポケストップになっていました。

ファクトリーショップには響12年が売られていましたがスルーして有料試飲へ・・・

山崎25年は何と品切れ・・・相変わらず長熟ものは不足状態が続いているようです。

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そして山崎ツアーガイドのお局様(もとい美魔女)のMさんイチオシのヴァルベニー14年カリビアンカスクをいただきました。

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ヴァルベニーをラム酒樽でフィニッシュさせたモルトなのですが・・・Mさん曰く「甘くて女性にもオススメですよ」の言葉通り、子供のころ駄菓子屋で買ったラムネ菓子のように甘さにやさしい酸味が乗っかってグビグビ系ですね、これは。

ハイボールにすると女性にも好まれる味になると思います。

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終売が噂されるラフロイグ・クオーターカスクが100円でのめるので、きっちりいただいて山崎を後にしました。

有料ガイドツアー・・・1000円する割にはコスパを感じないので、次は無料のファクトリーショップとティスティング・カウンターのみで来ようと思います。

ウイスキーの売れ行きが最低のころ・・・10年以上前のガラガラ状態の山崎から通っているオヤジとしては「ザ・ヤマザキ」のようなマニアックなツアーが復活することを切に望みます。(山崎12年・18年の流通量が復活しないために不可能だそうですが・・・・)





















2016年8月10日 (水)

インドのウイスキー

家の近所にちっちゃなインド料理(正確にはネパール料理)のお店ができました。

ナン大好きのオヤジにとってはうれしい限りなのですが・・・

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で、インドウイスキーなるものがあり、さっそく試してみました。

ちなみに今はなき軽井沢蒸留所のスタッフから聞いたお話しですが、インドは世界でもナンバー1クラスのウイスキー消費国だそうで、軽井沢閉鎖の話を聞くとインドのお金持ちが市場価格の数倍で軽井沢モルトを樽買いしていったそうです。

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21ST CENTURYというウイスキーです。いちおうPURE MALTED WHISKYとなっています。熟成年数の表記はありません。

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飲んでみると・・・不思議な味です。

PURE MALTEDとなっっていますが・・・モルトっぽさがあまり(と言うか殆んど)有りません。かといってグレーンウイスキーのような感じでもなく・・・

アルコール度数は40度以上あるのですが、エッジが立った感じもなくアルコール度数の高い焼酎を飲んでいるような感じです。

インドは何でもありの国なので、PURE MALTEDと言いながら合成酒かもしれません。

謎のウイスキーです。ナマステ~




2016年7月 5日 (火)

山崎LIMITED EDITION 2016

サントリーのチーフブレンダー福與さんに伺ったところLIMITED2014・2015・2016とブレンドのレシピは変えていないそうです。

ただ使用する原酒が毎年少しずつ熟成が進むのでその差が味の違いに出るとか・・・

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今年はボトルの背面に山崎蒸溜所の樽貯蔵庫がプリントされています。山崎によく行かれる方ならおなじみの風景がプレミアム感を演出しています。

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熟したイチゴやメロンの香とカカオの香ばしさ・・・

口に含むと熟した柿が現れそれにダークチョコレートのほろ苦さが乗っかってくる感じです。よく味わうと完熟前の桃が感じられ、このあたり今はなき山崎10年を彷彿とさせる部分があったりします。

アルコールの刺激はほとんどなく、アメリカンオークの若い原酒が使われているそうですがそれでも最低7,8年寝かした原酒が使われているように感じました。

アフターも心地よく、上等の砂糖を使った甘過ぎない羊羹を頂いたときのような心地よさが続きます。

これは開栓したての感想なので、もう少し空気に触れさすと印象が変わるかも知れません。

唯一の弱点は味に山崎12年や18年のような厚みが少し足らないような気がします。旨いですが幾重にも変化する香味には少し物足らなさを感じました。

でもエイジング表記なしのモルトにそこまで求めるのは贅沢でしょうか?でも山崎LIMITED・・・税抜きで1本1万円です。決して安いウイスキーではありませんが・・・・

2016年6月22日 (水)

なかなかのツーショット

6月5日の「ウイスキーフェスティバル大阪」に行ってきました。

久しぶりのウイスキーイベント参加です。

サントリーのブースにイチローズモルトの肥土伊知郎さんが来られ写真に納まっていただきました。

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サントリー福與チーフと肥土さん・・・日本のウイスキー業界を引っ張るふたりのツーショットはなかなか味わい深いものがありますね。

ちなみにニッカの佐久間チーフはニッカのブースでずっと顧客対応されていました。

2016年4月23日 (土)

響12年 発見

終売になり既に量販店からも姿を消した響12年を発見しました。

山崎蒸溜所のファクトリーショップです。

ある友人から「山崎に有ったよ」と聞いていたのですが、本当にありました。

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輿水さんがチーフブレンダー時代の最後に設計したウイスキーです。

ゆっくり味わいたいと思います。

ちなみに隣で売られていたのは山崎12年。

こちらも流通量が回復してきているようです。

まだ数本残ってましたので興味ある方は山崎ファクトリーショップへどうぞ。



2016年4月 3日 (日)

さようならWhisky Shop W.

3月31日、大阪のサントリーウイスキーアンテナショップW.が5年の歳月に惜しまれつつ閉店いたしました。

オヤジは閉店の数日前、有給を取りW.へ・・・

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早かった5年の歳月を懐かしみつつ、ここでしか呑めないウイスキーを最後の試飲を

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まずは、山崎シングルカスク・ホッグスヘッドを・・・

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最後の一杯は山崎シェリーカスクを・・・

ドライフルーツにダークチョコレート・・・これぞ山崎というウイスキー

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スタッフM氏によると、W.の閉店は昨今のウイスキーブームによりウイスキーが浸透しアンテナショップとしてのW.の役割に一区切りついたとの判断によるもので、昨年末から既に決まっていたとの事。

ウイスキーの普及が閉店につながるとは皮肉な話ですが・・・

最後ということでお願いしてカウンターの中に入れていただきました。

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カウンター越しに見る店内の風景

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スタッフの皆さんはこんな視点でみていたのですね。
ゆっくりウイスキーを楽しみ、スタッフの皆さんと話し、名残し惜しつつW.を後にします。

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Whisky Shop W.そしてスタッフの皆さん、5年間ありがとうございました。

感謝をこめて

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2016年3月 6日 (日)

青島(チンタオ)ビール

広東省ではウイスキーネタがほとんどないためビールを取り上げます。

(ウイスキーはジョニー・ウオーカーやシーバスのオフィシャルものはありますが日本の3倍ぐらいしますので取り上げてもしょうがない・・・)

青島(チンタオ)ビール・・・中国ならコンビニから怪しげな露店までどこでも売られているビールです。

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とにかく安い!!大瓶で5元(日本円で約90円)水道水を飲むと危ない中国では水代わりに飲んでます。

味は水っぽくてキレもコクもなく・・・正直旨くないです。安いのが取柄。

日本で飲むと水っぽく感じるアサヒでさえ、こちらで飲むとめっちゃ旨く感じます。

早く帰国してキリンやプレモルをのみたい・・・っす。

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