若鶴酒造
またまたご無沙汰してしまいました。
11月なかばに富山県高岡市に急遽単身赴任となり、バタバタしてブログ更新どころではありませんでした・・・言い訳ですが。
北陸にウイスキーネタなんか~と落ち込んでいたのですが・・・ありました!
赴任先のすぐ近くに、55年もののシングルモルトウイスキー三郎丸を55万円という価格で売り出し、蒸溜所の整備・見学施設化のためにクラウド・ファウンディングを募集して有名になった若鶴酒造があることを発見・・・即見学をお願いいたしました。
ちなみに55万円のシングルモルト三郎丸・・・発売開始直後に完売となったようです。
(でもヤフオクで高額で出品されています・・・転売目的が結構あったようです)
クラウド・ファウンディングも目標額を達成し、ウイスキー蒸溜設備は整備され、2017年の6月から一般公開する予定で進んでいくようです。
で、特別にお願いして蒸溜設備を見学させていただくことができました。
設備は木造でかなり年季の入った感じの建物です。
まずは発酵タンク・・・もともとは日本酒メーカーなので、清酒の醗酵タンクが流用されているようです。
スティルは小型のステンレス製で一基のみ。初溜と再溜を一基で行うそうです。
現時点では、樽は輸入したバーボンバレルのみを使用しているようです。
その後、唯一流通しているブレンデッド・ウイスキー サンシャインを試飲させていただきました。と言ってもグレーンを使わずブレンド用アルコールが加えられておりますので、厳密に言うとイミテーションに属するものになってしまいます。このサンシャインウイスキー・・・富山県内ならイオンなどでも売られています。地ウイスキー的な扱いですかね。
味はライトボディで淡麗です。まあブレンド用アルコールを使うとこんな感じになるのでしょうね。価格は1,400円前後。コスパ的には???かな・・・
集まった資金で蒸溜設備を整備し、銅製のスティルも導入し北陸唯一のウイスキー蒸溜所と見学施設を目指すそうです。
これから仕込んだモルトが熟成し、製品化するころに今のウイスキーブームが続いているか非常にリスキーなものを感じます。しばらく富山で生活することになりそうなので、成功を祈らずにはおられないのですが・・・
ちなみに今回は特別に蒸溜設備を見学させていただいております。6月の公式オープンまで見せていただける保証はありませんのであしからずご了承ください。
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